塚田Vで6年連続 「ツアー選手権」から初優勝者が出る理由

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 今季、日本選手でただひとり勝ち星を挙げて、ツアー14勝の池田勇太(30)は通算10オーバー30位と上位争いにも加われなかった。2ケタも勝っているのに、そろいもそろってボロボロだったのはなぜか。

 評論家の菅野徳雄氏が「普段のコース設定と違うからでしょう」とこう続ける。

「ツアー選手権はラフが深く、フェアウエーを外したらグリーンを狙えない。ところが、いつもの大会ではフェアウエーをキープできなくてもグリーンを狙えるから、ドライバーを振り回して、ただ飛ばしているだけ。ポイントを狙う緻密なゴルフをしていないので設定が難しくなるとボロが出るのです。陳清波さんが“いまの選手は球を上げるばかり。難しいコースでは低い球を打たなければ成績につながらない”と嘆いていた。つまり風に影響されない、俗にいう狙い打ちができない。普段の大会では狙い打ちの必要がないので、練習もしていない。それでツアー選手権のような設定になれば、とたんに勝負どころで崩れてしまう。その点、塚田は中学3年の時に渡米して、IMGゴルフアカデミーで学んでおり低い球を打っていた。だから高弾道ボールで飛ばすだけ飛ばして勝つという、変なアカにまみれていない未勝利の選手にチャンスがやってくるのです」

 大会は選手の技を引き出し、世界に通用する選手を育てるためのコース設定だった。本来なら、実績ある選手が激しい優勝争いをしなければいけなかったのに、6年続けて誰もいなかった。主力とかベテランとか呼ばれるプロに技がないことを暴露した大会だったのだ。

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