ヒーロー今宮も必死 ソフトB“ポストS査定”にナイン血眼

公開日: 更新日:

 主将と守備の要が、ドデカい仕事をやってのけた。

 8日の初戦、ソフトバンクは初回から2点を失う厳しい展開。しかし、主将の内川が嫌なムードを振り払った。初回裏にまずは適時打で1点を返すと、三回には同点となるソロ弾。続いて気を吐いたのが、遊撃手の今宮だ。八回1死満塁から左中間を抜く2点適時打を放ち、試合を決めた。

 お立ち台ではファンの歓声に応えた2人。

 内川が「(短期決戦は)結果が良いか悪いかの5割だと思って頑張ります」と話せば、CS直前に右ヒジ痛で一時戦線離脱した今宮も、「診断の結果、ネズミ(関節内の遊離軟骨)だったので、気合で頑張ります!」と笑顔を見せた。

 確実といわれていた3連覇を逃し、まさかの2位に終わった今季。ナインは「日本一でリベンジを」と思う一方、「今が稼ぎ時」と目の色を変えている。というのも、ソフトバンクは他球団より「ポストシーズン査定」がデカいのだ。

 昨季、年俸変動制で4年契約の2年目だった内川は、3000万円アップの年俸3億3000万円。「8年連続3割」を逃したが、CSファイナルステージでは3試合連続タイムリーを打つなど、MVPに輝いた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    横浜高では「100試合に1回」のプレーまで練習させてきた。たとえば…

  3. 3

    健大高崎158キロ右腕・石垣元気にスカウトはヤキモキ「無理して故障が一番怖い」

  4. 4

    中居正広氏「秘匿情報流出」への疑念と“ヤリモク飲み会”のおごり…通知書を巡りAさんと衝突か

  5. 5

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  1. 6

    前代未聞! 広陵途中辞退の根底に「甲子園至上主義」…それを助長するNHK、朝日、毎日の罪

  2. 7

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  3. 8

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  4. 9

    あいみょんもタトゥー発覚で炎上中、元欅坂46の長濱ねるも…日本人が受け入れられない理由

  5. 10

    あいみょん「タモリ倶楽部」“ラブホ特集”に登場の衝撃 飾らない本音に男性メロメロ!