倉本昌弘氏に聞く<上>日本ゴルフ界 東京五輪への課題
――東京五輪に向けて早急にやるべきことは何ですか。
「やはり育成をしっかりやるべきです。東京五輪には間に合わないかもしれませんが、それでもいい。東京の次、またその次に向けてやるべきことは決まっています。問題は分かっています。今も私たちの現役時代とまったく一緒。まずは若い子を海外に行かせる。勉強をさせて、ゴルフをやらせる。そういう環境をつくってあげて、その中からいい選手が出てきたらサポートする。競争力をつけるためにも最低1年間は行かせて、芽が出なかったり、努力をしない人間はやめさせる。そして入れ替えていく。こういうことをやっていかないとダメです。国内にいる限りは無理ですよ」
(<中>につづく)
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