柔道ウルフ・アロンがプロレス転向を電撃発表!デビュー戦は来年1月4日「全力で挑ませていただきます」

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 かねてからの夢がかなった。

 東京五輪男子柔道100キロ級で金メダルのウルフ・アロン(29)が23日、同日付で新日本プロレスと複数年契約。プロレスラー転向を発表した。日本人五輪金メダリストのプロレス転向は史上初だ。

 ウルフは大のプロレスファンで、柔道家時代からレスラー転向を夢見ていた。

 東京都内で行われた記者会見では「柔道ではトップで戦ってきましたが、プロレスラーとしてはゼロの状態からのスタート。一秒一秒、無駄にすることなく全力で挑ませていただきます」と挨拶。現在はレスラーとしての土台を作るため、連日、猛練習に励んでいる。

 デビュー戦は26年1月4日に決定。舞台は東京ドームで、同日は会見に同席した棚橋弘至社長の引退試合も行われる。棚橋社長は、「東京ドームをフルハウスにしたい」と意気込んだ。

 今後も柔道家時代と同様、自身のYouTube番組の配信や、メディア出演なども可能な範囲で行っていくという。

 東京五輪の決勝戦では9分45秒に及ぶ大激闘を制したウルフ。多才でタフなファイターは、プロレス界にも新たな伝説を刻めるか。

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