19歳ルーキー入谷響が初V!女子プロゴルフ界で「ON対決」いよいよ実現
【ニチレイレディス】最終日
女子プロゴルフツアー、ニチレイレディス(千葉・袖ケ浦CC新袖C=6594ヤード、パー72)を制したのは19歳の入谷響。昨年プロテストに合格し、ルーキー優勝一番乗りを果たした。
ここまでドライビングディスタンスのランク2位(258.21ヤード)に位置する飛ばし屋で、今大会2日目にはハーフ29をたたき出して65をマーク。首位に浮上し、逃げ切った。
6歳でゴルフを始め、畑岡奈紗、蛭田みな美、政田夢乃などを輩出した中嶋常幸主宰の「トミーアカデミー」出身。プロ入り同期の中村心、都玲華、山口ずす夏も、中嶋の指導を受けている。元師匠も弟子の初Vを喜んでいるだろうが、「将来は米国で戦いたい」という入谷には、その夢を実現し、大きく羽ばたいてもらいたいはずだ。
現役時代にしのぎを削ったジャンボこと尾崎将司が主宰する「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」で指導を受けた西郷真央は、海外メジャーの4月のシェブロン選手権で優勝。同じくジャンボの教え子である笹生優花は全米女子オープンで2勝し、原英莉花は日本女子オープンで2度勝っている。
弟子の成績ならジャンボの方がまだまだ上。レジェンド2人は弟子の指導でも張り合っている。