五輪惨敗の男子ゴルフ 言い訳のオンパレードに識者が苦言

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 リオ五輪に出場した日本代表の池田勇太(30)と片山晋呉(43)が17日帰国し、羽田空港で記者会見が行われた。会見では未練たらたら、2人とも言い訳ばかりだった。

「練習ラウンドと試合では風向きも気温もコンディションが全く変わった。世界でもあまりないような(コースの)造りで戸惑った」(54位・片山)

「風の洗礼を浴びた。トップは16アンダーだったが、その下は差が少しずつ開いていたので難しいコースだということ」(21位・池田)

 “お目付け役”の倉本昌弘強化委員長も成績不振の2人を弁護するように、「いい条件下にあたった選手は上位にきた。池田は難しいホールで雨が降りだし、片山はスコアが伸びそうな時に雨に当たった」と言った。

 もっとも、ゴルフという競技は天候に左右されるのは当たり前だ。スタート時間で運、不運は付きものだが、雨が降ろうが、風が吹こうが、どんなコンディションでもスコアを崩さない技術が池田にも片山にもなかっただけの話だ。それを帰国早々、傷をなめ合っているのだから情けない。

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