白村と上原以外にもいる 日ハム“二刀流”のダークホース

公開日: 更新日:

 日本ハムの栗山監督が、大谷に続く二刀流選手を育てると話している。

「妄想かもしれないけど、2つやれるようにしないと強くならない。ウチは限られた資金で勝とうとしているしね」

 こう言って、候補として来季4年目の右腕・白村明弘(25)と、2年目の左腕・上原健太(22)の名前を挙げた。

 白村は過去3年間、主に中継ぎとして計82試合に登板して5勝2敗1S。上原は今季1試合に登板して勝ち負けなし。2人とも打者としては今季、一軍はもちろん、ファームでも打席に立っていない。

 上原は190センチの長身ながら50メートル5秒7の脚力、白村は野手顔負けの打撃センスの持ち主といわれるが、「白村も上原も、要するに投手としては頭打ちということ。白村はフォーム改造に乗りだしているとも聞いた。投手として限界なら、野手としての可能性を生かしたらどうかという栗山監督の親心でしょう」と、日本ハムのさるOBがこう続ける。

「ただ、高卒2年目を迎える平沼翔太(19)は面白いかもしれない。15年の春のセンバツでは敦賀気比のエースとして全国制覇。現在は甲子園通算40打数15安打(.375)の打撃を買われて遊撃を守ってますけど、野手として一軍に上がれれば投手にもチャレンジさせるプランが球団内にはある。本人も投手に未練を持っているようですから」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?