グラウンド内外で醜態も ハム斎藤佑“300万円減”の不思議

公開日: 更新日:

 それでもまだ2000万円だ。

 29日、日本ハム斎藤佑樹(28)が契約交渉を行い、年俸2300万円から300万円ダウンで更改した。

「下がったのは当然だろうと思う」と話したように、今季は11試合で0勝1敗、防御率4.56。出版社社長への“ポルシェおねだり”を週刊誌にスッパ抜かれるなど、グラウンド内外で醜態をさらした。ダウン額が少ないどころか、いまだクビを切られないのが不思議なくらいである。

 斎藤が最も稼いでいたのは、13年の3500万円。同年以降は4年間で30試合にしか投げられず、3勝6敗だ。それでも下がった年俸は累積で1500万円。いまだに2000万円ももらっているのだから、これもまた不思議としか言いようがない。

「『ハンカチ王子』の看板料でしょう。そんな威光はすっかり色あせたと言っても、栗山監督は『活躍できないのはボクが悪い』とかばい、『勝ち方を知っている。何とかします』と相変わらず期待している。数年間ロクに働いていない中堅社員が、のうのうと給料をもらえるなど一般社会ではあり得ませんが、他球団の選手も仰天しているでしょう」(球界関係者)

 会見では「もうやるしかない」と、今年もお決まりの文句を繰り返した斎藤。給料の分くらいは働いて欲しいものだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘