水谷隼が海外新リーグ参戦へ 日本Tリーグに“不要”の烙印

公開日: 更新日:

 日本の銅メダリストも参戦することになった。

 リオ五輪の男子個人で日本人初の銅メダルを獲得した水谷隼(27)が今年6月に始まる海外新リーグ「T2アジア太平洋卓球リーグ」への参加を表明。海外ツアーの合間を縫ってバラエティー番組にも積極的に出演していたが、「今年は卓球に専念して東京五輪の金メダルのためにレベルアップしたい」と実力向上を誓っていた。

 この新リーグは男女合わせて24人が参加する予定で、リオ五輪の3位決定戦で戦った世界ランキング8位のウラジーミル・サムソノフ(ベラルーシ)や女子世界ランキング5位の鄭怡静(台湾)など、トップクラスの選手も参戦予定。サポート体制も万端で、国際卓球連盟、アジア卓球連合、香港卓球協会の支援を受けている。今年は7~12月に試合が行われ、賞金150万ドルが用意されているという。

■「Tリーグ」は問題山積の船出

 一方、日本は昨年12月にTリーグの設立を発表。2018年の開幕に向けて動いているが、プロ、実業団、学生などあらゆるチームが参加できるプロアマ混合リーグ。今回のアジアリーグとはレベルや性質がまったく違う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし