東京五輪まで3年あるのに 卓球“みうみま”ペア解消の波紋

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 あの「黄金ペア」は二度と見られないのか。

 さる22日、5月末に開幕する「世界卓球2017ドイツ」の女子シングルスで石川佳純(23=世界ランク4位)、伊藤美誠(16=同8位)、平野美宇(16=同9位)ら5人が順当に選ばれる中、女子ダブルスのペアリングに“異変”があった。伊藤と平野の「みうみま」コンビが解消され、平野と組むのはエースの石川。伊藤は早田と組むことになった。

「みうみま」といえば、2000年生まれの同学年コンビ。これまで国際大会で頻繁にペアを組んできた。個人戦ではライバル関係にある一方で、昨年の元日には一緒にアウトレットモールへ買い物に行ったり、試合後には仲良く菓子をほおばったりと、公私ともに仲が良い。14年にはワールドツアー4大会中3大会で優勝。そのうち、3月のドイツオープンでは前身のプロツアーを含むワールドツアーで女子ダブルス最年少優勝記録を更新。2人の合計年齢「27歳145日」はギネス記録にも認定された。しかし、一昨年は国際大会4度の出場で3度が頂点に届かず準優勝。昨年の全日本では初戦敗退を喫した。コンビ解消の理由について、馬場美香監督は「最近、伊藤・平野ペアを見ていて、平野が速いプレーをすると敗戦するケースが増えた」と語り、こうも話した。

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