エース石川1回戦敗退 日本女子“打倒中国”は叶わないのか

公開日: 更新日:

 卓球ワールドツアーの「カタールオープン」(ドーハ)女子シングルスの決勝トーナメント1回戦が23日に行われ、日本女子のエース石川佳純(24)は、中国の王曼昱(18)にストレート負けした。

 王は14、15年の世界ジュニア選手権を連覇(昨年は欠場)した有望選手。176センチと長身で男子並みの強力なバックハンドが武器。昨秋、平野美宇(16)が中国スーパーリーグに参戦した際にも対戦した選手で、この時に平野に3―0で勝っている。

 中国の女子卓球は、20年東京五輪で個人9連覇、団体4連覇を狙う。東京五輪の代表3人は、リオ五輪で個人・団体金メダルの丁寧(26)、団体金の劉詩ウェン(25)、リオの補欠メンバーだった朱雨玲(22)が濃厚で、個人・団体の金メダルもまず堅い。

 女子21歳以下の世界ランクを見ると、10位までに日本選手が8人もいることから「24年五輪なら金メダルが取れる」という声もある。だが、世界ランクは真の実力を表しているとはいえず、王曼昱もランク上位にはいない。選手層が超ぶ厚い中国を倒せる日はやってくるのか……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?