野球賭博の高木京が処分解除…巨人は再契約かトレードか
昨年3月、野球賭博に関与したとして巨人から契約を解除された元投手の高木京介(27)に注目が集まっている。NPBから受けた1年間の失格処分が解除され、22日から復帰可能となったからだ。
「失格選手が復帰を希望する場合、野球協約第10章の〈復帰手続き〉にのっとることになっています。まず高木が巨人に対して復帰申請書を出し、巨人がこれに意見書を添付してコミッショナーに提出する。コミッショナーが高木の希望を正当なものと判断した場合、復帰申請が受理され、処分当時の所属球団への復帰が認められるということになっています。申請は処分の期限満了翌日から可能とされているので、早ければ22日にも高木が申請書を提出する可能性がある。そこで一部では早くも、『高木京、巨人と再契約』と報じられているのです」(担当記者)
球界を大騒ぎさせた野球賭博問題では、巨人から4人の処分者が出た。無期失格の厳罰に処された3投手とは違い、野球賭博への関わりの薄さなどを理由に期限付きの処分になった高木には復帰への道が残された。
「丸1年間のブランクの影響は少なくないとはいえ、高木も当初から現役復帰を考えていました」。事情を知る関係者がそう言って続ける。