職員逮捕の西武 会見告知に「賭博と無関係」記載の裏側

公開日: 更新日:

 西武が11日、球団職員が大麻取締法違反(輸入)の罪で4月に起訴されていたことを発表した。

 職員は今年1月に入社しており、米国からこの職員宛てに送られた郵便物に大麻が入っていたことが成田空港の税関で発覚。捜査当局から公表を控えるよう要請があり、この日、居郷球団社長が会見を開いて謝罪をした。

 担当記者には「5時から球団職員の不祥事について会見を行います」とメールがあり、ご丁寧にも「野球賭博とは関係がありません」とも書かれていた。

「テレビ局を避けるためのただし書きと受け取りました。今や球団内の不祥事といえば、野球賭博関連を想像する。そうでなくとも、大麻輸入となれば夕方のニュースで扱うに値しますからね。でも、最初から何の会見か明かさずに野球賭博と無関係と言っておけば『わざわざ行く必要もない』と判断する社も多い」(放送関係者)

 不祥事があると大変だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  3. 3

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 4

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  5. 5

    来春WBCは日本人メジャー選手壊滅危機…ダル出場絶望、大谷&山本は参加不透明で“スカスカ侍J”に現実味

  1. 6

    詞と曲の革命児が出会った岩崎宏美という奇跡の突然変異種

  2. 7

    高市政権にも「政治とカネ」大噴出…林総務相と城内経済財政相が“文春砲”被弾でもう立ち往生

  3. 8

    「もう野球やめたる!」…俺は高卒1年目の森野将彦に“泣かされた”

  4. 9

    連立与党の維新が迫られる“踏み絵”…企業・団体献金「規制強化」公明・国民案に立憲も協力

  5. 10

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋