清原被告の名も 相撲協会“違法賭博・薬物防止”研修の中身

公開日: 更新日:

 力士や親方衆も骨身に染みて理解した、と信じたい。

 25日に相撲協会が行った、「各種不法事案排除の総合的対策について」の研修会。クスリや賭博、暴力団の排除について、元警視庁組織犯罪対策部長などを歴任した頼本和也氏が講演を行った。

 報道陣はシャットアウトされ、土俵組だけでなく行司や床山らも合わせた協会員約850人が出席。1時間の講演後、春日野広報部長(元関脇栃乃和歌)が、その中身をかいつまんで報道陣に説明した。

「闇カジノや野球賭博も、最初はいくらか勝たせてもらう。そこで『才能があるぞ』『センスがある』などと言われる」

「(クスリも賭博も)スランプやケガなど、弱っているところに付け込まれやすい」

 さらに暴力団については、「カネのためなら他人が不幸になろうが、奈落に落ちようが関係ない。任侠道はカタギに手を出さないなどと言われているが、そんなものは映画やテレビに限られた話」という警告があったことも話した。

 さらに覚醒剤取締法違反で起訴され、保釈中の清原和博被告については、「薬物の後ろに何があるのかを関連付けた話で名前が出た」(春日野親方)という。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    JリーグMVP武藤嘉紀が浦和へ電撃移籍か…神戸退団を後押しする“2つの不満”と大きな野望

  2. 2

    広島ドラ2九里亜蓮 金髪「特攻隊長」を更生させた祖母の愛

  3. 3

    悠仁さまのお立場を危うくしかねない“筑波のプーチン”の存在…14年間も国立大トップに君臨

  4. 4

    田中将大ほぼ“セルフ戦力外”で独立リーグが虎視眈々!素行不良選手を受け入れる懐、NPB復帰の環境も万全

  5. 5

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  1. 6

    FW大迫勇也を代表招集しないのか? 神戸J連覇に貢献も森保監督との間に漂う“微妙な空気”

  2. 7

    結局「光る君へ」の“勝利”で終わった? 新たな大河ファンを獲得した吉高由里子の評価はうなぎ上り

  3. 8

    飯島愛さん謎の孤独死から15年…関係者が明かした体調不良と、“暗躍した男性”の存在

  4. 9

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  5. 10

    中日FA福谷浩司に“滑り止め特需”!ヤクルトはソフトB石川にフラれ即乗り換え、巨人とロッテも続くか