苦しんで2勝目…阪神・藤浪“ノーコン”いまだ克服できず

公開日: 更新日:

■アストロズ青木がアドバイスするも…

 藤浪は3月のWBCの際、米アリゾナでカブスとの練習試合に先発、4回4安打3失点、4四球を与え、負け投手となった。代表関係者が言う。

「その試合後、青木(アストロズ)とグラウンドからクラブハウスまでの約5分間、ゆっくり歩きながら話をした。『考えすぎて、野球を楽しめていない部分がある』と話した藤浪に、青木は『もっと楽しんでやれ』と声をかけたそうです。最速160キロの素晴らしいボールを持っているのに、せっかくの才能を持て余しているようではもったいないと、青木は考えていたようです」

 解説者や青木は「考えすぎるな」「楽しめ」というが、今の藤浪はそのレベルに到達してはいない。4日のヤクルト戦で畠山に危険球まがいの死球を与えるなど、コントロールの悪さは有名。制球力をアップさせるのに近道はない。考え込んでいる暇などないはずだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  2. 2

    「備蓄米ブーム」が完全終了…“進次郎効果”も消滅で、店頭では大量の在庫のお寒い現状

  3. 3

    小芝風花&森川葵はナゼ外れた? 来秋朝ドラ「ばけばけ」ヒロインを髙石あかりが射止めた舞台裏

  4. 4

    オレが立浪和義にコンプレックスを抱いた深層…現役時代は一度も食事したことがなかった

  5. 5

    参政党のあきれるデタラメのゴマカシ連発…本名公表のさや氏も改憲草案ではアウトだった

  1. 6

    阿部巨人が今オフFA補強で狙うは…“複数年蹴った”中日・柳裕也と、あのオンカジ選手

  2. 7

    さや氏の過去と素顔が次々と…音楽家の夫、同志の女優、参政党シンボルの“裏の顔”

  3. 8

    参政党さや氏にドロドロ略奪婚報道の洗礼…同じく芸能界出身の三原じゅん子議員と“お騒がせ”な共通点が

  4. 9

    ドジャース大谷翔平「絶対的な発言力」でMLB球宴どころかオリンピックまで変える勢い

  5. 10

    自民党を待ち受ける大混乱…石破首相は“針のムシロ”のはずが、SNSでは〈#やめるな〉が急拡大