Bクラス落ちなら一掃か 巨人“クビ切りリスト”に載る選手

公開日: 更新日:

 球団史上ワーストの13連敗を喫したこともあり、このオフは大掛かりなリストラが敢行されるとチーム内ではもっぱら。実際、今月半ばに就任した鹿取義隆GM(60)は就任会見でこう話している。 

「(近年)若い選手が出てこなかったところに欠陥がある。そこを補うプランニングをして、いいスカウティングをして育てていく」

 育成重視を掲げた新GMが、働かない“ロートル”を一掃する、と受け止められているのだ。

■タイトルホルダーを一挙放出か

 そこで、真っ先にやり玉に挙げられそうなのが、11、12年に最多勝のタイトルを獲得した元エースの内海哲也(35)である。さるチーム関係者がこう言う。

「15日のソフトバンク戦では2失点ながら4回で降板させられ、そのまま二軍落ち。この試合をテレビ解説していた原前監督が『2点は投手の責任じゃない。内海がどういう存在で、どういう位置付けなのか。これじゃ何も残らない』と由伸采配をチクリとやっていたが、由伸監督にとってはその程度の評価ということでしょう。内海に思い入れがある前監督は怒る起用法でも、これまで7試合で1勝5敗、防御率は6・06。高橋監督にとっては当たり前の決断で、今季の抹消はすでに2度目。一軍昇格はもうないかもしれません。内海は功労者だが、GMもシビアに判断すると思う」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」