本田のデビュー戦ゴールが日本代表にマイナス作用の根拠

公開日: 更新日:

 日本代表のハリルホジッチ監督は、一部解任報道に不機嫌になってみたり、愛弟子のゴールに拍手喝采を送ったり、アップダウンの激しい一日を過ごしたことだろう。 

 23日早朝。一部スポーツ紙・電子版が「31日の(W杯最終予選)オーストラリア戦引き分け以下で解任も」「(9月5日の)サウジアラビア戦は監督代行で乗り切ることも視野に」と報じた。

 日本メディアの記事をスタッフから聞いて「ほぼ把握している」(マスコミ関係者)ハリルホジッチが、解任報道にヘソを曲げたのは想像に難くない。

 ところが約5時間後、朗報が飛び込んできた。メキシコ1部パチューカ所属のFW本田圭佑(31)が、新天地デビューとなったベラクルス戦(23日午前9時開始)の後半途中、15メートルの強烈ミドルを決めたのである。

■オーストラリア戦で本田先発も

「メキシコに移籍した本田は、体調不良でリーグ開幕5試合をベンチ外で過ごし、24日に発表されるW杯最終予選メンバーに入れるか危ぶむ声もあった。しかし、前所属ミランで戦力外状態の時期も『彼には経験がある』と特別扱いしてきたハリルにしてみたら、この日のゴールに我が意を得た! とオーストラリア戦の先発に起用する可能性は十分にある」(サッカーライター)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは