賞金100万円はマレーロ ベイ筒香10分遅かった“100001号”

公開日: 更新日:

 29日、「プロ野球通算10万号」が飛び出した。大台まであと4本で迎えたこの日、NPBからの賞金100万円を巡って各地でわれ先にと本塁打攻勢。

 楽天のアマダー(30)、オリックスのT―岡田(29)、DeNAの戸柱(27)が一発を打つ中、メモリアルアーチを放ったのは、オリックスのマレーロ(29)だった。そのわずか10分後にDeNAの筒香(25)が「10万1号」となる26号2ランを右翼スタンドへ。わずかの差で賞金100万円を逃す形となった。この日は6月28日以来となる「4番」に復帰、残りの4試合も4番が決まった。

 試合後、10万号について「僕が生まれる前から偉大な先輩方がつくってきた数字」と語った筒香はこう続けた。

「(10万号に間に合わなかったことは)あんまりどうでもいいと言ったらアレですけど、そんなことは意識してやっていないですし、僕のホームランどうこうというよりも、ホームで残り全試合できることが良かったなと。ファンの方の声援は力になるので」

 どこまでもクールな主砲である。

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