体操新技命名ラッシュ 杉原愛子は「スギハラ」連発に期待

公開日: 更新日:

 体操の世界選手権は4日(日本時間5日)、女子の予選が行われ、日本勢は個人総合で村上茉愛(21)が4種目合計55.933点で首位通過。杉原愛子(18)は同53.265点の9位で6日の決勝進出を決めた。

 今大会の日本勢は男女とも新技が認定される可能性があり、女子では杉原が平均台の「足持ち2回ターン」(E難度)を成功させれば「スギハラ」と命名される。

 杉原は昨夏のリオ五輪団体メンバーの一員として48年ぶりの4位入賞に貢献。今春の全日本個人総合選手権、NHK杯とも2位に終わったが、優勝した村上と並ぶ女子のエース格だ。

 体操では世界選手権などの主要国際大会で初めて成功させた選手名が技の名前として認定される。今後も女子体操界では「スギハラ」と名が付いた新技が席巻しそうだ。

 今大会は実施を見送るものの、国際体操連盟(FIG)からは同じ平均台の別の新技も「スギハラ2」(E難度)として命名の候補にされている。命名は次回以降の国際大会に持ち越しとなったが、杉原の名前の付く新技は平均台だけにとどまりそうにない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 2

    萩生田光一氏「石破おろし」がトーンダウン…自民裏金事件めぐり、特捜部が政策秘書を略式起訴へ

  3. 3

    参政党は言行一致の政党だった!「多夫多妻」の提唱通り、党内は不倫やら略奪婚が花盛り

  4. 4

    【夏の甲子園】初戦で「勝つ高校」「負ける高校」完全予想…今夏は好カード目白押しの大混戦

  5. 5

    早場米シーズン到来、例年にない高値…では今年のコメ相場はどうなる?

  1. 6

    落合博満さんと初キャンプでまさかの相部屋、すこぶる憂鬱だった1カ月間の一部始終

  2. 7

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  3. 8

    伊東市長「続投表明」で大炎上!そして学歴詐称疑惑は「カイロ大卒」の小池都知事にも“飛び火”

  4. 9

    “芸能界のドン”逝去で変わりゆく業界勢力図…取り巻きや御用マスコミが消えた後に現れるモノ

  5. 10

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も