日本人いない球団希望 大谷“二刀流”への固執と開拓者精神

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 そういったフロンティア精神が、前出の代理人関係者のいう「日本人選手のいないチーム」につながっているのではないか。

 メジャーのFA市場は主力から順に売れていく傾向にある。各チームともまずは柱となるべきエースや4番打者を決めていく。

 メジャーの公式ホームページでは、今オフのFA選手をランク付け。1位がダル、2位にはFAではないものの大谷が入った。始まったGMミーティングでは、各球団の編成担当者と代理人の間でダルが真っ先に話題に上るのは想像に難くない。その去就が早々に決まる可能性は高い。

 大谷はしかし、移籍手段であるポスティングシステム自体がまだ正式に承認されていない。ルールが確立され次第、日本ハムがポスティングを申請し、交渉期間はそこから30日間だ。

 大谷の代理人であるバレロ氏はダルの交渉の行方をにらみながら、じっくりと移籍先を選定していくことになる。

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