ダルの投球フォームに“重大な欠陥” アストロズ野手が暴露

公開日: 更新日:

 今オフのFA市場の目玉右腕に重大な欠陥が露呈した。ドジャースからFAになっているダルビッシュ有(31)のことだ。今季のワールドシリーズでは対戦相手のアストロズ打線にクセがバレていたというのだ。

 ダルはワールドシリーズで2試合に登板しながら、いずれも2回を持たずにKO。アストロズ打線に火だるまにされた。

「スポーツ・イラストレーテッド」誌(電子版)が、ある野手の話として伝えたところによれば、ダルは球種によってグラブの中でボールを動かすクセがあり、特に第7戦はその傾向が顕著だったという。アストロズは対戦前からダルの配球などを見抜いており、ある野手は「事前の対策が功を奏した」と証言している。

 アストロズでは、スコアラーがグラブの位置から投手のクセを分析するなど、対戦相手の研究に抜かりないことで知られる。レンジャーズ時代には何度も対戦してきただけに、丸裸にされていた可能性もある。

 アストロズといえば、ダルに関心を寄せている球団のひとつだ。ダルは球団選びに慎重になっているだけに、今回の野手の証言は移籍先選択に影響しそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    冷静になれば危うさばかり…高市バブルの化けの皮がもう剥がれてきた

  2. 2

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 3

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  4. 4

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  5. 5

    維新・藤田共同代表に自民党から「辞任圧力」…還流疑惑対応に加え“名刺さらし”で複雑化

  1. 6

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 7

    小野田紀美経済安保相の地元を週刊新潮が嗅ぎ回ったのは至極当然のこと

  3. 8

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 9

    「しんぶん赤旗」と橋下徹氏がタッグを組んだ“維新叩き”に自民党が喜ぶ構図

  5. 10

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み