著者のコラム一覧
岡島秀樹元プロ野球選手

1975年12月25日生まれ。京都市出身。東山高から93年のドラフト3位で巨人入団。2006年にトレードで日本ハムに移籍し、同年11月にレッドソックスと契約。移籍1年目はセットアッパーとしてチームの世界一に貢献した。12年にソフトバンクで日本球界に復帰してからは日米3球団を渡り歩いた。メジャー通算266試合に登板し、17勝8敗、6セーブ、防御率3.09。

米国の生活で最も頭を抱えたのは食事 最後まで苦労した

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 本拠地ボストンであれば問題ないのですが、遠征先での外食は店探しに苦労しました。東西の大都市であるニューヨーク、ロサンゼルスにはおいしい店がいくらでもありましたが、大変だったのは中地区でした。カンザスシティーなどの中西部の地方都市はステーキ屋さんばかりなんです。しかも、田舎町ですから、ナイトゲームを終えて食事に出ようにも、ほとんどの店は閉まってます。通訳さんに頼んで、開いている店を探してもらっていました。頻繁に行く遠征先では店のマスターと親しくなり、あらかじめ連絡すれば、店を開けておいてもらえることもありました。遠征先のチームの観戦チケットを渡したり、レッドソックスグッズにサインするなどお礼は欠かしませんでした。

 遠征先で食事に困ったときはイタリアンがおススメです。パスタにピザ、ラザニアなど味付けも日本人の好みに合うものが多く、ハズレはなかったと思います。

 体が資本の選手にとって栄養に加えて睡眠も重要ですが、シーズン中の移動はとにかく過酷でした。

(つづく)

【連載】大谷翔平のための「メジャーの掟」

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