燕バレンティン 本塁打王奪還モチベーションは第2子願望

公開日: 更新日:

「明るいのはいつものことだが、今年は真面目に取り組んでいるのが印象的」

 キャンプを視察する評論家が口を揃えてこう言うのはバレンティン(33)のことだ。この日は、ランチタイムに行われたフリー打撃で鋭い打球を連発。最後は左翼後方の防球ネットを越える特大飛球も放った。

 小川監督も仕上がり具合のよさを認める8年目の助っ人は今季、例年以上にモチベーションが高い。昨オフに新たに結んだ契約条件は年俸300万ドル(約3億3000万円)の単年。「長く日本でプレーしたい」との希望を持っているそうだが、今年の成績が悪ければクビになる。

 しかし、やる気満々の一番の理由は、長女の他に、もうひとり子供が欲しいこと。今季はホームランをガンガン打って、オフには年俸大幅アップの契約更新と第2子誕生を夫人とともに祝いたい。

 最後に本塁打のタイトルを取ったのは60本打った2013年。5年ぶりの本塁打王もあるか……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは