周囲の悲観論もどこ吹く風 ハリル監督は“希代の策士”か?

公開日: 更新日:

 先日のマリ戦後、選手から「すぐ修正しないと手遅れ」などネガティブな発言が相次いだが、ハリルホジッチ監督は平気の平左なのである。

「4年前を思い出さないではいられません」と前出の六川氏が続ける。 

「2014年ブラジルW杯のザッケローニ監督は、ハリルとは真逆なチームづくりでした。軸となる選手を固定してチームを熟成させ、W杯本大会前の米国合宿でコスタリカ、ザンビアとの調整試合で素晴らしいパフォーマンスを見せ、期待は膨れ上がりましたが、本番では1分け2敗と惨敗でした。ハリル日本の現状は<チームの骨格は定まらず、まだテストを繰り返している>です。しかし、ライバル国にしてみたら『誰がレギュラーなのか、どんなチーム戦術でW杯を戦うのか、見当もつかない』と混乱するばかりでしょう。意図的にやっているとするならば、希代の策士と言うしかない」

 今は「そうであってほしい」と思うしかない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?