14試合で本塁打1本…阪神・金本監督がロサリオを見限る日

公開日: 更新日:

 14試合が終わって、ホームラン1本というのは誤算だろう。

 阪神の4番ロサリオは、ここまで打率.222、7打点。金本監督が期待する本塁打はまだ1本しか出ていない。

 ヤクルトに完封負けを食らった14日は3打数で1三振、2併殺の大ブレーキ。韓国で2年連続打率3割2分、33本塁打、110打点以上の大砲も、日本球界では苦しんでいる。

 力勝負を挑んでくる韓国と違い、日本の投手は欠点をしつこく攻める。変化球の制球も総じていい。

「15日のヤクルト戦も、先発由規は外角にスライダーを集めた。その中で甘い球を中前打するのが精いっぱいだった。現状では長打は厳しい。韓国時代はスロースターターと聞いた。金本監督も日本の投手に目が慣れたら爆発するとみているようだが、今の打線はまだ元気がない。ブレーキになる助っ人の起用はチームのムードを悪くする」(あるOB)

 阪神は黄金週間最終日(5月6日)の中日戦が終わると遠征に出る。それまでに結果が出なければ見切りをつけるか、あるいは交流戦(5月29日~)直前の巨人戦(甲子園)まで引っ張るか。

 いずれにしろ、ロサリオに残されている時間は多くはない。

 ちなみに、17日に豊橋市民球場で行われる予定だった中日―阪神戦は雨天中止となった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償