古巣相手に自己最多5勝目 西武榎田「トレードで良かった」

公開日: 更新日:

 ――昨年はわずか3試合の登板にとどまった。球が速い、強い投手が重宝される今の阪神では、球速よりキレやコントロールで勝負するタイプはチャンスが少ない?

「それは監督さんによって好みは違うと思いますし、差が出ることは仕方がないことです。僕はその中でも結果が出なかっただけ。ブレずに自分のスタイルを貫き通したいというのがあって、投球フォームを一からやり直し、自分の形をつくりたいと思ってやった結果が今につながっていると思います。これからも変わらずやっていきたい」

■「鳴尾浜が気になる」

 ――阪神時代は日本一熱狂的なファンとマスコミの中でプレーした。

「それが嫌だというのはなかった。良い意味で阪神ファンの方は一球に対する喜怒哀楽が激しい。移籍後、初勝利したとき、報道陣に『(阪神では)2ボールになるとスタンドがざわつき、3ボール、四球でおいおいと言われる』という話をしたんですけど、各方面からの反響が大きかったです(笑い)。投球の一つ一つをしっかり見てくれている、ということを言いたかったんですけどね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  4. 4

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  5. 5

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  1. 6

    参院選で公明党候補“全員落選”危機の衝撃!「公明新聞」異例すぎる選挙分析の読み解き方

  2. 7

    「愛子天皇待望論」を引き出す内親王のカリスマ性…皇室史に詳しい宗教学者・島田裕巳氏が分析

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    松岡&城島の謝罪で乗り切り? 国分太一コンプラ違反「説明責任」放棄と「核心に触れない」メディアを識者バッサリ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒