クール西武ベンチの雰囲気豹変 原動力は4番・山川の“大声”

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「どこか冷めたような、クールな雰囲気。『一生懸命なんてダサい』みたいな空気があった」

 昨季まで西武に在籍していたヤクルトの田代は、古巣ベンチの雰囲気についてこう言った。

 今年、その西武ベンチがやたらと“うるさい”。その「原動力」となっているのが、4番に座る山川穂高(26)だ。誰よりも大きな声を出してチームを鼓舞している。大声のルーツはあの「常勝軍団」にあった。山川が言う。

ソフトバンクと対戦すると、松田(宣浩)さん(34)の声にいつもビックリするんです。それだけ声は大きな力になるんだと思いました。それなら自分も出さなきゃと。(声出しに)年齢は関係ないってことですよね。僕としては自分のリズムもつくれるし、緊張もほぐれる。打席に入るときはいつも緊張しているんですよ。こう見えて意外と(笑い)」

「熱男」の愛称で親しまれている松田はチームのムードメーカー。ベンチにいるときはバッターに大声で声援を送る。それを皆が真似する。対戦相手にとってはプレーに集中できない「嫌な声」である。その威力を感じた山川は、昨年11月のアジアチャンピオンシップでさっそく実践。当時は「オーバーエージ枠」で選出され、野手では最年長だったが、誰よりも大声を張り上げ、ベンチを盛り上げていた。

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