松山が初日出遅れ “難グリーン”に翻弄されて5オーバー46位

公開日: 更新日:

【全米オープン】

 前日にエースドライバーのヘッドが割れるアクシデントに見舞われた松山英樹(26)。インスタートの初日に苦しんだのはティーショットではなくグリーン上だった。

 芝目が強いポアナ芝が混ざり、さらにきつい傾斜もあり、練習ラウンドで十分にチェックしたはずだが、松山の赤いパンツの揺れ具合からすると、北西の風7メートルの体感はおそらく10メートル以上だったはずだ。

 この条件下では2つ、3つのボギーは想定内でも、バーディーを取りたい16番(パー5)のダブルボギーは痛かった。右ラフからの第3打がバンカーにつかまり、80センチに寄せるも、パーパットがカップにも触れず、1.2メートルの返しも入らずダブルボギー。アウトの7番(パー3)も大きく右に曲がる6メートルのバーディーパットが2メートル以上もショートしてパーパットを外した。

「パットが風に影響されて決められなかった。ここのグリーンは前に打った人のラインは参考にならない。見た目が速そうで警戒したらダメだった。ピンが傾斜の上で難しい所が多かった。グリーンは硬さがあるわけじゃないし、どうしようもないってほどではない。こんなに打つ内容じゃない」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」