最終日スパートもV圏外 松山英樹が抱える左手親指の爆弾

公開日: 更新日:

【マスターズ 最終日】

 最終日の松山英樹(26)は、首位に14打差のイーブンパー、21位タイ発進。優勝とは無縁ならプレッシャーはないから4日間で初めて60台のスコアが出た。通算3アンダーは19位だった。

 松山は2015年も、最終日に66と爆発し5位でフィニッシュしたが、勝ったスピースに11打差もつけられてのスタートだった。昨年も67の好スコアで28位から11位まで順位を上げたものの、首位に10打差発進の「V圏外」だった。

 優勝争いには関係ないポジションなら好スコアを出せるメンタル面より気になるのは左手親指付け根の故障だ。3連覇が懸かった2月のフェニックス・オープン初日に「初めての痛み」を感じ、「無理すると一生ゴルフができなくなるかもしれないという怖さがある」との理由から、2日目のスタート前に棄権した。

 治療のためツアーから1カ月以上も離脱して帰国。3月にツアー復帰した。2大会を経てマスターズに乗り込んできたので、ケガの状態は問題ないかと思われた。ところが、2日目の4番ティーグラウンドでトレーナーに患部をケアしてもらい、試合後は「久々に痛くなったので少しびっくりした」と言った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲