報徳学園・大角監督が語る ベテラン監督の後を継いだ心境

公開日: 更新日:

 ――具体的には。

「僕が朝6時に学校に出勤すると、グラウンドから声が聞こえてくる。『こんな早朝に何やってんだろう?』と目を向けると、子供たちが自主的にランニングをやっているんです。お昼休みの練習も始め出して、曜日を決めて学校内外の清掃までするようになった。全部、自主的にやっているんです」

 ――大きな変化ですね。

「でも、春の大会は逆に気持ちがプラスになり過ぎるあまり、空回りしてしまったんです。あれほど春に懸ける思いが強かった年は見たことがなかったほど。負けた後はみんな、号泣でした。『どうして勝てないんや!』と泣きながら叫んだ子もいた。だからこそ、勝たせてあげたかったんですが、間違いなく彼らは精神的に強くなった。これでようやく、土台ができた、と思いました」

 ――子供の成長には、我々大人が驚かされる。

「そこからはもう、練習試合では勝ちっ放しです。ただ、大会では負けていましたので、そこだけは心配でしたが、それも杞憂に終わった。夏の県大会では春に負けた滝川二と同じブロックに入ったのも、リベンジという意味でよかったのかもしれません」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る