ガッツポーズ禁止と熱中症“美談化”…球児を潰すご都合主義

公開日: 更新日:

 その一方で、朝日には観戦時の「熱中症対策」についての記事が山ほどある。ちなみに、大会本部が毎日、発表しているのは熱中症、日射病の“疑い”があった人数だ。

「アマチュアリズムを前提にしていながら、金儲けのためにやっていることを正当化したいだけではないか。こんな過酷な暑さの中でいかに頑張っているか、というのを取り上げるのは美談ではなく欺瞞です」とは、前出の吉川氏。

 主催者が考えなくてはいけないことは、理想の球児像を押し付けることでも、美談でごまかすことでもなく、選手の将来である。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった