夏の高校野球 過去99回の最高視聴率はプロと僅差「48.0%」

公開日: 更新日:

 100回の記念大会を迎える夏の高校野球、各地の出場校が決まるたびに各局はニュースでもバラエティーでも関連企画で盛り上げている。とくにNHKはここぞとばかりに過去の好試合映像を特集しているが、果たして記念大会で視聴率は稼げるのか。

 過去99回の熱戦でどんな名勝負が上位かというと、ほとんどが決勝戦。1位は今から40年前、60回大会のPL学園対高知商の48.0%!(NHKでの視聴率、関東地区=以下同。時間帯によって50.8%のデータもあり)。プロ野球の最高視聴率が94年、10.8決戦といわれたリーグ優勝を決める直接対決の中日巨人戦の48.8%だから僅差。

 上位のめぼしいところでは83年決勝、桑田&清原のKKコンビがいたPL学園対横浜商の44.4%、80年決勝、荒木大輔フィーバーの早実対横浜も高視聴率だった。

 傾向として30年以上前の大会が多いが、最近の20年だと06年決勝、マー君対ハンカチ王子の駒大苫小牧対早実(29.1%、14~16時台)、98年の横浜の松坂大輔がノーヒットノーランで勝った決勝(27.9%、13~15時台)などがある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった