ともに殿堂入り ラモス&加藤久が日本サッカーに緊急提言

公開日: 更新日:

 ――ロシアW杯で西野ジャパンが、決勝トーナメントに進んでベスト16入りを果たした。

加藤「あのタイミングでハリルホジッチ前監督が解任され、後を託された西野監督、コーチ、スタッフ、選手が<やるしかない>という気持ちに統一されたことが大きかった。さらには、試合を重ねるごとに世界のテンポに馴染み、試合度胸や駆け引きといった面も良くなった。W杯という大舞台に対する気後れもなくなっていきました」

ラモス「西野監督が短期間でよくチームをまとめてくれた。ポーランド戦(リードされながら時間稼ぎ)など、いろいろ言われたが、トータルで考えると、日本サッカーにとって次世代につながった大会だと思う」

 ――森保ジャパンが始動した。今後はポスト長谷部、ポスト本田の出現が待たれます。

加藤「キャプテンの長谷部は、チームの調和を保つ存在としての役割は大きかった。今後、誰が長谷部の代わりを務めるのか? 抜けた穴は非常に大きいと思います」

ラモス「ゲームメークをしながら試合展開を仕切れる選手が出てきてほしい。ラモス―名波―中村俊……本田はちょっとタイプが違うが、ゲームをコントロールする能力は高かった。いずれにしてもラモスの後継者を早く見たい。待ってるよ!」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

  2. 2
    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

  3. 3
    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

  4. 4
    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

  5. 5
    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

  1. 6
    新婚ホヤホヤ真美子夫人を直撃、米国生活の根幹揺るがす「水原夫人」の離脱

    新婚ホヤホヤ真美子夫人を直撃、米国生活の根幹揺るがす「水原夫人」の離脱

  2. 7
    違法賭博に関与なら出場停止どころか「永久追放処分」まである

    違法賭博に関与なら出場停止どころか「永久追放処分」まである

  3. 8
    大谷翔平のパブリックイメージを壊した水原一平通訳の罪…小栗旬ら芸能人との交流にも冷たい視線

    大谷翔平のパブリックイメージを壊した水原一平通訳の罪…小栗旬ら芸能人との交流にも冷たい視線

  4. 9
    小室圭さんが窮地の大谷翔平の“救世主”に? 新通訳&弁護士就任にファンが期待

    小室圭さんが窮地の大谷翔平の“救世主”に? 新通訳&弁護士就任にファンが期待

  5. 10
    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終