今季2勝目のささきしょうこ 初V逃した三ヶ島かなとの違い

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【三菱電機レディス】

 2打差2位タイ発進のささきしょうこ(22)が68で回り逆転で今季2勝目(通算3勝)を挙げ、初優勝のチャンスだった単独首位発進の三ケ島かな(22)は74と崩れて3位に終わった。

 2人は最終組で回り、未勝利とすでに2勝という経験の差が出たといってしまえばそれまでだが、三ケ島も3番からの3連続ボギー後はすべてパープレーに徹した。

「(プレッシャーは)感じていたのですが、やる気の方が強かったので、そこまでは感じていなかった。(パットは)ラインが合わなかった。(焦りが)少しあった」(三ケ島)

 直接対決になった2人は何が違ったのか、田原紘プロがこう解説する。

「ゲームプランの優劣が勝敗を左右したといえます。三ケ島は初日、2日目とも67で回っており、この日も67でなければ勝てないと最高のショットを望んで毎ホール、毎ホールきっちりプレーしていた。ただ2つか3つスコアを伸ばして、それで負けたのなら仕方ないと考えられなかった。余裕のないゴルフになって攻め続けた結果、難しいピン位置につられて、グリーンを外すシーンが多かった。目標を高いところに置くことはいいことだが、攻める、逃げるの判断が甘い。ささきは、そこそこでいい、チャンスをモノにすればいいという戦い方だった」

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