鹿島DF昌子に仏行き報道 トゥールーズ移籍は“吉”と出るか

公開日: 更新日:

 ACLを制してアジア王者となった鹿島のDF昌子源(25)が来年の1月、フランス南部の1部トゥールーズに移籍することが明らかになった。

 ロシアW杯16強の原動力となり、ACL決勝2試合にフル出場して鹿島の20冠に貢献。W杯終了後にもフランスから複数のオファーが届いていたが、昌子本人は「アジア制覇を成し遂げてから欧州にチャレンジする」と移籍にはやる気持ちを封印し、年明けから満を持してフランスでプレーするというのだ。

 気掛かりなのは身長182センチ、体重74キロの昌子が、どうしても欧州ではフィジカル的に見劣りすること。特にフランスには屈強なアフリカ系選手が多い。昌子のフランス行きは正解なのか?

「昌子の最大の武器は<総合的なディフェンス力>です。守備の洞察力があり、それを迷わずに実行する決断力、そして試合中の修正力が優れています。完全アウェーとなったACL決勝第2レグでは、その特性がフルに発揮されました。現時点では、やや足りないデュエルの強さに磨きをかければ、歴代の日本サッカーを代表するディフェンダーになり得るでしょう」(サッカー専門紙「エル・ゴラッソ」日本代表担当の河治良幸氏)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー