巨人・炭谷も?「パ→セ移籍の捕手は苦戦」の不吉データ

公開日: 更新日:

「捕手のリーグを越えた移籍にはリスクが伴います。これまで蓄積してきた各球団の打者のデータが使えなくなり、新たにインプットし直さないといけない。これは膨大な作業です。さらにセで捕手が苦しむのは、パより野球が細かいことも大きい。犠打の数もセの方が多いですしね(18年セ=579、パ=538)。パはフルスイングする打者が多く、セはしぶとい、しつこい打者が多い。セはスキをつく野球が浸透しています。パよりセの捕手の方が神経をすり減らすし、それが自身の成績に跳ね返ってくるのではないか」

 ただでさえ炭谷は昨季、森の台頭などで47試合しか出場していない。通算打率は・212。大枚をはたいたFA組だけに、原監督も最初は第1捕手として起用するだろうが、過度の期待は禁物である。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  3. 3

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  4. 4

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 5

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  1. 6

    山本淳一は「妻をソープ送り」報道…光GENJIの“哀れな末路”

  2. 7

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  3. 8

    巨人・岡本和真が狙う「30億円」の上積み…侍ジャパン辞退者続出の中で鼻息荒く

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    光GENJIは全盛期でも年収3000万円なのに…同時期にジャニー&メリーが3億円超稼げていたワケ