アジア杯帰り大迫は体調不良…ブレーメン監督“激怒の狙い”

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 さらにもうひとつ。指揮官の「怒り」発言には「JFAへの牽制」の意味合いも含まれている。 日本代表は3月22日に横浜でコロンビアと、同26日に神戸でボリビアと対戦する。この時期、欧州各国リーグはオフになる。

 ブレーメンも17日に敵地レバークーゼン戦をこなし、次試合は30日の地元マインツ戦。代表戦出場要請がJFAから来ればブレーメン側は拒否できないが、今のうちにJFAに対して「貸しをつくった」ような物言いをしておけば、ブンデスリーガに集中させるために何かと都合がいい。

「仮に3月の代表2連戦の前に大迫が本調子じゃなかったら<試合には出られそうにない。こっちで静養させたい>と堂々と要求することもできるし、帰国しても<絶対にムリはさせないように>とオーダーすることもできる」(前出の関係者)

 今から駆け引きが始まっているのである。

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