「おおらかにやりたいが…」元“満塁男”駒田徳広さんの葛藤

公開日: 更新日:

 四国アイランドリーグplusは前期・後期の2期制で、高知の18年の成績は4チーム中、前期2位、後期3位と悔しい結果だった。

「勝てないのはボクのせい。おおらかでも、むちゃくちゃじゃいけない。そのさじ加減が難しいですね。もっと頑張れ、という気持ちが、選手にうまく伝わらなくて、もどかしいし……。つい、選手を叱り過ぎちゃうんですよ」

 監督業だけでなく、慣れない一人暮らしも大変そうだ。

「いや、それは大丈夫。選手の住むチームの寮にボクも住んでいるんですけど、食事も買い物も洗濯も自分でやっていますよ。高知は“陽”の空気が流れている土地柄。ボクに合っていますね」

 18年3月、高知市内にバー「KOMA’S HOUSE」を開店した。

「ボクが経営してるんじゃなくて、ボクは手伝っているだけ。顔を出すのは週1回ぐらい。高知での試合が終わった後は、必ず行きますよ。バーの経営は引退後、2年ぐらい横浜の関内でやっていました。何にしても、誰かの指示でやるんじゃなくて、自分でアイデアを出してやることが楽しいから、自分の店を持ち、自分でやりたいようにやるのは面白いですね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは