大谷7戦ぶり無安打も…「打撃が後退しても2歩前進」の根拠

公開日: 更新日:

「彼は打撃の調子が後退することもあるが、2歩前進する」

 エンゼルスのオースマス監督は、2号本塁打を放った大谷翔平(24)の打撃をこう言って絶賛している。

 どんな打者にも好不調はあるし、もちろん大谷にだって下降線をたどることはある。しかし、1歩後退しても2歩前進できるところが非凡だというのだ。

 大谷はプラス思考が強い。結果が出なかったとしても、その中からプラス材料をピックアップして今後につなげようという考え方の持ち主ではあるが、それだけで2歩前進できるわけではない。

「大谷は基本的に投げることより、打つことの方に考える時間を多く割いています。日本ハム時代は周囲に独自の打撃理論を話し、『こんなことまで考えているのか』と驚かせたばかりか、首脳陣を『投げることについても、せめてその半分で構わないから考えてくれたら……』と嘆かせたという話もあります(苦笑い)」とは古巣の日本ハムOBだ。

 さて、その大谷は19日(日本時間20日)のロイヤルズ戦に「3番・DH」で出場。3打数無安打2三振1四球。7戦ぶりの無安打に終わった。

 マリナーズ・菊池雄星(27)はツインズ戦に登板し、6回を5安打3失点、6三振で3勝目(1敗)を挙げた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  2. 2

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  3. 3

    選挙3連敗でも「#辞めるな」拡大…石破政権に自民党9月人事&内閣改造で政権延命のウルトラC

  4. 4

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  5. 5

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  1. 6

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた

  2. 7

    「デビルマン」(全4巻)永井豪作

  3. 8

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  4. 9

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  5. 10

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学