“バルサ化”神戸の大低迷 元凶は「やはり三木谷会長」の声

公開日: 更新日:

 ある週刊誌のウェブサイトが「三木谷会長の現場介入」を報道。それを受けて吉田監督が「言いたいことがあります」と自ら切り出して「一部の報道で(選手起用に三木谷)会長が関与しているとあるが、それは100%ない。すべて自分が決めている」と断言した。

 放送関係者が苦笑いしながらこう言った。

「吉田監督もバカ正直と言うか……。100%ピッタリじゃなくて『200%、いや300%(会長の関与は)あり得ません』と大げさな数字を出して真っ向から否定しないと。『吉田監督は<言葉を弄する>タイプじゃないので100%がギリギリのウソだった。あの時の会見でのコメントでは認めたも同然』と大多数のJリーグ関係者は言っている。三木谷会長が好き勝手やる限り、神戸に上がり目はない」

 神戸は4月17日、三顧の礼を尽くして引き入れたスペイン人指揮官のリージョ監督を解任。ショック療法を施したが、後任は18年シーズン途中に成績不振を理由に神戸の監督の座を追われた吉田監督だった。こんなお手盛り人事でチームを立て直せるはずもない。このまま神戸は、坂道を転がり落ちていくのだろうか――。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾