“赤土の帝王”ナダル全仏OP12度目V ティーム破り史上最多
テニスの全仏選手権(パリ)は9日、男子シングルス決勝を行い、第2シードで世界ランキング2位のラファエル・ナダル(33=スペイン)が第4シードで同4位のドミニク・ティエム(25=オーストリア)をセットカウント3―1で下し、3年連続12度目の優勝を果たした。同一の4大大会(グランドスラム=GS)では男女通じて初の快挙だ。
クレーコートを得意とすることから「赤土の帝王」の異名を持つナダルは「ここで最初にプレーした2005年には、2019年までプレーしているなんて夢にも思わなかった。本当に特別だ」と感慨深げに話した。
女子ダブルス決勝は第2シードのティメア・バボシュ(26=ハンガリー)、クリスティナ・ムラデノビッチ(26=フランス)組が優勝した。