バド世界選手権「タカマツ」ペア妹の高橋沙也加が快勝発進
金メダリストの妹が好発進である。
バドミントンの世界選手権(スイス・バーゼル)は19日に開幕。各種目の男女1回戦を行い、女子シングルス世界ランキング15位の高橋沙也加(27)が、同23位のカースティ・ギルモア(25=スコットランド)を2―0(21―10、21―13)で下し、2回戦進出を決めた。
2015年以来4年ぶりの世界の大舞台に立った高橋は第1ゲーム序盤から主導権を握り、6連続得点などで引き離す。続く第2ゲームは先行されながら、終盤に6連続ポイントで試合を決めた。
リオ五輪女子ダブルス金メダルのタカマツペアの高橋礼華(29)の妹は15年10月に右膝靱帯を負傷。離脱を強いられ、リオの選考対象からも漏れた。東京五輪を目指す高橋は「故障する前とは気持ちや考え方も違う。今までなら点数を離されたら無理して攻めたが、今は3、4点離されても追いつける。プラス思考です」と自信を見せた。
国内ランキングでは山口茜、奥原希望に次いで3位。東京五輪は姉との同時出場なるか。