闇カジノの禊から2年 バド桃田にふてぶてしさが戻ってきた

公開日: 更新日:

 強さに加え、ふてぶてしさも戻ってきた。

 バドミントン男子シングルス世界ランキング1位で、2020年東京五輪の金メダル候補でもある桃田賢斗(24)が、かつての悪童ぶりを発揮しているのだ。

 26日のジャパン・オープン(武蔵野の森総合スポーツプラザ)準々決勝で難敵・ギンティン(インドネシア)をフルセットの末に下し、4強入りを果たした。

 桃田は今大会を通じて、コート上では派手なパフォーマンスが目立つ。ポイントを奪うと、相手を威圧するかのようなガッツポーズをしてみせたり、時には大声を発する。相手のレシーブミスを見逃さず、ジャンピングスマッシュを放ち、力ずくでねじ伏せるシーンもあった。

 日本代表では中堅の年代に差し掛かったこともあり、抜け目のなさも備わった。ミスショットが出ると、コートに倒れ込んだまましばらく動かずに時間を稼いでスタミナ温存を図るなど、老獪さも身に付けたのだ。

 そもそも桃田は、シニアの舞台で頭角を現してからは、自由奔放なプレーと振る舞いが持ち味だった。相手を威嚇したり、挑発することでペースを乱して試合の流れをつかむことに長けていた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状