5連敗にエース菅野も腰痛抹消 投壊巨人を襲う“地獄の連鎖”

公開日: 更新日:

 菅野の離脱により、来週10日からのDeNA3連戦のローテーションが白紙に戻った。2日に今村、4日にメルセデスを相次いで抹消したこともあり、先発投手が深刻な駒不足に陥っている。

「この日の桜井にしても、1安打しかされていない上、1点勝ち越したのに代打が出された。先発投手が足りないから早めに降板させ、中4日か中5日で来週のDeNAとの直接対決に備えさせたかったからでしょう。ここにきて先発陣が苦しくなり、ただでさえ脆弱なリリーフ陣をさらに疲弊させるという悪循環。勝ちパターンの頼みの中川とマシソンがやられたのだから、原監督は頭が痛いでしょう」(巨人OB)

 中日戦の同一カード3連敗は3年ぶり。対中日戦4連敗も3年ぶりだ。首位とはいえ、トータルでも泥沼の5連敗。2位のDeNAも敗れ、2.5ゲーム差は変わらなかったが、歯止めの利かない投壊現象に、原監督は「切り替えること。とにかく切り替えること」と自分に言い聞かせるように繰り返すしかなかった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性