東京オリパラ組織委HPに「相撲は国技」世界に発信のナゼ?

公開日: 更新日:

 などなど、国技について政府や相撲協会の姿勢について厳しく質問している。これに対し内閣は3月8日に答弁書を出した。

<政府として、国技の認定の基準、考え方等を定めたものはない>

<協会(※編集部注=財団法人日本相撲協会のこと)が相撲を国技と称するか否かについては、協会が適切に判断すべきものと考えている>

 などと回答。日本相撲協会(協会)が国技だと自称していることへの回答は避けた。

■文科省の“神回答”

 それでは相撲を国技として法律で定めたほうがいいのか。この点について文部科学省の主意書への回答は秀逸だった。

<国技の規定・定義をはっきり示し、法的根拠を定めることも検討に値すべきではないか>という馳議員の質問に対し、<文部科学省としては、広くスポーツを振興する観点から、現時点において、特定の競技種目に対し、お尋ねのような特別の位置付けを与えることは考えていない>と答弁したのである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々