東京オリパラ組織委HPに「相撲は国技」世界に発信のナゼ?

公開日: 更新日:

 相撲に限らず、特定の競技種目(スポーツ)を国技という特別の立場にあると認めることは、スポーツ振興にはマイナスに作用すると判断したのだ。近年のオリンピックは、次々に新しいスポーツを競技種目に加えてきている。この現状を踏まえても文科省の回答は、オリンピック精神の意を汲んだ“神回答”だろう。

■東京都と組織委の回答は

 前述した表記について、掲載元の東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会広報局に問い合わせた。すると「ホームページの文章は東京都オリンピック・パラリンピック準備局の文章をそのまま載せただけです。それ以上なにも言いようがない」と回答。組織委では何もするつもりがないらしい。組織委員会の文章は東京都のそれと比べると、「そのまま」ではなく短く編集はされているのだが。

 そこでさらに東京都のオリパラ準備局計画推進部に<国技とした根拠>や<国技とはなにか>などについて問い合わせた。2週間後、次のような回答が来た。


<お尋ねの当局ホームページの国技館の紹介については、公益財団法人日本相撲協会が所有する当該施設において、これまで数多くの相撲の取組が行われている場所であり、また、相撲が我が国において歴史が長く、広く一般的に親しまれていることを踏まえたものです。なお、用語の定義等については、それぞれの関係機関にお問い合わせいただければと存じます>

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【2026夏の甲子園】初戦で「勝つ高校」「負ける高校」完全予想!横浜vs沖縄尚学の超好カードは…

  2. 2

    支持率急落の高市政権がV字回復画策 内閣改造でクビ切り不可避な“ポンコツ”5大臣の名前

  3. 3

    黒川紀章設計「戦没者慰霊塔」も丹下健三設計「香川県立体育館」も解体…財政難で維持できなくなった名建築

  4. 4

    2026夏の甲子園「優勝校はココだ!」 本紙と専門家が徹底予想、“対抗”含む5校を紹介

  5. 5

    球宴を見ていて腹が立った 「祭り」と「遊び」をはき違えるな

  1. 6

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 7

    「愛子天皇」潰しは賛成で、消費税減税はなぜ反対? 玉木国民民主の「公約違反」がネットで袋叩き

  3. 8

    トランプ大統領もそっぽ 表面化した日米包囲網「反高市」うねり急拡大…2大後ろ盾が剥落

  4. 9

    三男・清水良太郎さん急死で清水アキラ沈痛…8年越しの「父子再共演」が始まったばかりだった

  5. 10

    「朝」「彦」「憲」「恒」…旧宮家に残る皇族意識 養子制度で改めて注目された「通字」