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春日良一五輪アナリスト

長野県出身。上智大学哲学科卒。1978年に日本体育協会に入る。89年に新生JOCに移り、IOC渉外担当に。90年長野五輪招致委員会に出向、招致活動に関わる。95年にJOCを退職。スポーツコンサルティング会社を設立し、代表に。98年から五輪批評「スポーツ思考」(メルマガ)を主筆。https://genkina-atelier.com/sp/

必死のIOCを尻目に…森組織委会長に見る政治家の五輪音痴

公開日: 更新日:
リモート理事会後に都内で会見する森喜朗五輪組織委会長(代表撮影)

 6月10日にIOCはリモートで理事会を開催し、史上初となるオリンピックの延期に対して、組織委が示した基本方針とロードマップを承認した。焦点となったのはオリンピック自身の簡素化だ。これは振り返れば2013年9月に東京が開催地に選ばれ、その時、就任したバッハ第9代IOC会長が掲げた… 

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