阪神糸井にスタメン資格なし! チーム最高年俸4億円が廃る

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 これがチーム最高の年俸4億円をもらっている選手なのか。

 9日、阪神はDeNAに敗れ、これで首位巨人と10ゲーム差に広がった。いよいよ優勝は絶望的だが、チームが勝ちきれない要因は、この日、3番・右翼でスタメン出場した糸井(39)の大不振にある。

 初回に犠飛を放ち、1打点を挙げたものの、残り3打席は凡退。打率・235は9日のスタメン野手の中では最低で、1本塁打、13打点とからっきしである。

 膝や足首に古傷を抱えており、守備、走塁面においても精彩を欠いている。評論家からしばしば守備の緩慢プレーを指摘されるだけでなく、盗塁もわずか2個。68試合を終えても、一向に状態が上がってこないのだから、これはもはや衰え以外の何物でもない。

 高山や中谷ら、「ポスト糸井」を担うべき中堅選手が伸び悩んでいるとはいえ、このまま糸井をスタメンで起用し続けても、勝てる保証はないし、チームの士気にも影響する。矢野監督は今季、何試合か糸井をスタメンから外しているが、控え要員と割り切るべきだ。

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