阪神糸井にスタメン資格なし! チーム最高年俸4億円が廃る

公開日: 更新日:

 これがチーム最高の年俸4億円をもらっている選手なのか。

 9日、阪神はDeNAに敗れ、これで首位巨人と10ゲーム差に広がった。いよいよ優勝は絶望的だが、チームが勝ちきれない要因は、この日、3番・右翼でスタメン出場した糸井(39)の大不振にある。

 初回に犠飛を放ち、1打点を挙げたものの、残り3打席は凡退。打率・235は9日のスタメン野手の中では最低で、1本塁打、13打点とからっきしである。

 膝や足首に古傷を抱えており、守備、走塁面においても精彩を欠いている。評論家からしばしば守備の緩慢プレーを指摘されるだけでなく、盗塁もわずか2個。68試合を終えても、一向に状態が上がってこないのだから、これはもはや衰え以外の何物でもない。

 高山や中谷ら、「ポスト糸井」を担うべき中堅選手が伸び悩んでいるとはいえ、このまま糸井をスタメンで起用し続けても、勝てる保証はないし、チームの士気にも影響する。矢野監督は今季、何試合か糸井をスタメンから外しているが、控え要員と割り切るべきだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」