ロッテは巨人から澤村獲得 パ球団が狙うセの余剰戦力は?

公開日: 更新日:

 いきなり結果を残した。8日、巨人からロッテへトレード移籍した澤村拓一(32)が日本ハム戦の六回に移籍後初登板。1回を無失点、3者連続三振を奪う圧巻の投球を見せた。

 優勝争いをするロッテは一軍戦力を強化するため、若手の香月一也(24)を巨人へ放出、16年セーブ王の実績がある澤村を獲得した。チームは澤村の好投もあり、接戦を制した。早速、トレード効果が出たといっていい。

 パは今季、セが中止にしたCSを開催する。1位と2位のファイナルステージのみだが、昨日時点で2位ロッテと5位西武とのゲーム差は7。残り50試合を切ろうとする中、CS進出をかけた争いは待ったなしの状況だ。トレード期限までの残り3週間、ロッテに続いて駆け込みトレードが行われる可能性は十分にある。

 シーズン中だけにターゲットになるのはセの選手。セは巨人が独走態勢に入りつつあり、今後はDeNAなど2位以下の球団は来季に向けた動きが本格化する。ライバル5球団が巨人に追随しても何ら不思議ではない。

阪神・藤浪 高山、DeNA伊藤光 砂田

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    横浜高では「100試合に1回」のプレーまで練習させてきた。たとえば…

  3. 3

    健大高崎158キロ右腕・石垣元気にスカウトはヤキモキ「無理して故障が一番怖い」

  4. 4

    中居正広氏「秘匿情報流出」への疑念と“ヤリモク飲み会”のおごり…通知書を巡りAさんと衝突か

  5. 5

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  1. 6

    前代未聞! 広陵途中辞退の根底に「甲子園至上主義」…それを助長するNHK、朝日、毎日の罪

  2. 7

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  3. 8

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  4. 9

    あいみょんもタトゥー発覚で炎上中、元欅坂46の長濱ねるも…日本人が受け入れられない理由

  5. 10

    あいみょん「タモリ倶楽部」“ラブホ特集”に登場の衝撃 飾らない本音に男性メロメロ!