ビジャレアル久保建英“初モノづくし”3連発 不可解レッドも

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 スペイン1部ビジャレアルの日本代表MF久保建英(19)が、18日のバレンシア戦で<初モノづくし3連発>である。

■後半14分に初アシスト

 1―1の同点で迎えた後半19分。6試合連続でベンチスタートの久保に出番が回ってきた。24分だ。左サイドからのパスを相手ゴール前で受けた久保は、やや体勢を崩して<ボールをまたぐ>格好となり、そこから苦し紛れに右足かかとでヒールパス。これをMFパレホがズドンと決めて2―1とした。移籍先の強豪ビジャレアルでの初アシストを「絶妙」と持ち上げる日本メディアもあるが、あくまでラッキーが重なってのアシストだ。

 3分後、自陣右サイドで空中のボールをクリアしようとして相手選手の顔を蹴り上げ、初のイエローカードを受けた。そしてアディショナルタイムに突入した後半47分。

 スライディングしながらボールをクリア。そこに相手MFソレルが<遅れて>スライディングを仕掛け、結果として久保にホンの少しだけスパイクを当てられた。大げさに痛みをアピールするソレル。名演技に幻惑されたのか、主審はこの日2枚目のイエローカードを示し、続けてレッドカードを提示した。Jリーグでも未経験の退場処分を久保は、スペイン2年目で受けることになった。

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